「このキーワードを書いたやつは誰だー」
久しぶりに、はてなキーワードのタクシードライバーの項を見たら
残念な内容になっていたので思わず日記に書く。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/タクシードライバー
概要を紹介しているだけで、なにも心に残らない内容。
以前のほうが断然よかった。
というわけでInternet Archiveから昔の内容を引っ張ってくる。
http://replay.waybackmachine.org/20090126230723/http://d.hatena.ne.jp/keyword/タクシードライバー
Taxi Driver
1976年 アメリカ映画
孤独で鬱屈したベトナム帰りの若者が、「なんかせにゃアカン」あるいは「おれは実は本当はビッグになるはずの男なんだ、みんな分ってくれ」と考えて大それたことをしてしまう話。同じようにベトナム戦争で英雄になり損ねた先輩のおじさんに人生相談しても「もっとせっくすばんばんやって、ものごと深く考えないようにして生きろ」というとても親身で熱をこめた、でも全然ためにならない回答しか得られなくって、ますます孤立感が強まっていく、というところなんかたまらなく切ない。
また大通りにて、5m間隔で娼婦がたちが立ちんぼして客をとっていたり、ブラックパワーの過激派がこれ見よがしにライフル担いでのし歩いている、といった、もっとも治安悪化した頃のニューヨークの風俗がリアルに描写されている。
無味乾燥な映画紹介よりも、こっちのほうが心を動かされる。
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